オンライン会議を退出するときは、会議の進行を止めないタイミングで、ひと言伝えてから退出するのが基本です。終了時刻まで参加できない場合は、開始前または退出直前に理由と退出予定時刻を共有しておくと、相手に失礼になりにくくなります。
オンライン会議を退出するときの基本マナー
1. 退出することをひと言伝える
会議中に退出する場合は、チャットや音声で次のように伝えます。
- 「次の予定があるため、ここで退出いたします。ありがとうございました」
- 「○時から別の会議があるため、失礼いたします」
- 「申し訳ありませんが、所用のため先に退出します」
少人数の会議では、退出前に口頭で伝えると丁寧です。参加者が多く、発言を遮るおそれがある場合は、チャットに書いてから退出しても問題ありません。
2. 発言中や重要な説明の途中では退出しない
相手が話している途中や、結論を確認している最中は、できるだけ退出を避けます。話が一区切りついたタイミングや、議題が切り替わるタイミングを選ぶと、会議の流れを妨げにくくなります。
ただし、急な用事や体調不良などで待てない場合は、無理に待つ必要はありません。チャットに理由を簡潔に書き、速やかに退出します。
3. 退出前に必要な確認をする
自分に関係する決定事項や依頼が残っている場合は、退出前に確認しておきます。たとえば、次のように尋ねます。
- 「私への依頼事項はありますか」
- 「退出前に確認しておくことはありますか」
- 「決定事項は後ほどチャットや議事録で確認してもよいでしょうか」
途中退出後に必要な情報を確認できるよう、議事録の共有先や、後で確認すべき資料も聞いておくと安心です。
退出するタイミング別の伝え方
| 状況 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 予定どおり途中退出する | 「次の予定があるため、○時になりましたら退出します」 |
| 急に退出する | 「急用のため、申し訳ありませんが退出します」 |
| 会議が終了した | 「本日はありがとうございました。失礼いたします」 |
| 主催者より先に退出する | 「先に失礼いたします。ありがとうございました」 |
退出理由を詳しく説明する必要はありません。「私用」「次の予定」「急用」など、相手が状況を理解できる程度にとどめます。
途中退出するときは事前に共有すると安心
開始前から退出時刻が分かっている場合は、会議の開始時や参加前に伝えます。たとえば「○時まで参加します」と先に共有しておけば、退出時に突然いなくなった印象を与えにくくなります。
主催者や進行役には、個別のチャットで次のように伝えてもよいでしょう。
「本日は○時までの参加となります。途中で退出する際は、チャットでお知らせします」
重要な議題が退出予定時刻と重なる場合は、主催者に先に相談します。必要に応じて、議題の順番を変えてもらったり、後から資料を確認したりできる場合があります。
オンライン会議ツールで退出するときの注意点
退出時は、会議画面の「退出」「退室」などのボタンを使います。ブラウザーやアプリの画面を閉じるだけでは、会議から正しく退出できない場合があるため、退出操作が完了したことを確認してください。
退出前には、次の点も確認します。
- 自分のマイクがミュートになっているか
- 必要なチャットや資料を保存・確認したか
- 画面共有を終了しているか
- 退出後に残る参加者へ不要な音声や映像が送られていないか
主催者や共同主催者の場合は、単に退出するだけでなく、会議自体を終了する操作が表示されることがあります。参加者を残したまま会議を終えるのか、全員を退出させるのかを確認してから操作します。操作名や表示は利用するツールの設定によって異なります。
退出後にフォローが必要なケース
自分が担当する説明や発言を終えられなかった場合は、退出後にチャットやメールで補足します。資料、回答、作業期限などを送ると、途中退出による行き違いを防げます。
たとえば、次のように連絡します。
「先ほどは途中で退出してしまい、失礼いたしました。私の担当分については、添付資料のとおりです。追加の確認事項があればお知らせください」
一方、退出前に自分の担当事項を確認できており、会議も予定どおり終了した場合は、特別な連絡をしなくても問題ありません。
オンライン会議の退出マナーで迷ったときの判断
判断に迷ったら、会議を遮らない、退出を伝える、必要な情報を確認するという3点を基準にします。
- 予定された途中退出なら、開始前に退出時刻を共有する
- 少人数の会議なら、口頭でひと言伝える
- 大人数の会議なら、チャットで知らせて退出する
- 急な事情なら、簡潔な理由だけ伝えて退出する
- 退出後に必要な作業があれば、チャットやメールで補足する
オンライン会議では、何も言わずに画面から消えるよりも、短いメッセージを残すほうが相手に状況が伝わります。基本は「退出することを伝え、区切りのよいタイミングで、退出操作を確認する」ことです。>







