転職面接の退室では、面接官へのお礼を伝え、椅子の横で一礼してから退出するのが基本です。ドアの前でもう一度面接官に向き直ってあいさつし、静かにドアを閉めます。最後まで落ち着いた態度を保つことが、退室マナーのポイントです。
転職面接の退室マナーの基本手順
面接官が「これで面接を終わります」などと伝えたら、次の順番で退室します。
- 座ったまま面接官にお礼を伝える
「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と伝えます。 - 椅子の横に立って一礼する
荷物を持ち、椅子の横で面接官に向かって一礼します。 - ドアの前で面接官に向き直る
「失礼いたします」とあいさつして、もう一度一礼します。 - 静かに退室する
ドアを強く閉めず、最後まで静かな動作を意識します。
面接官から「お気をつけてお帰りください」などと声をかけられた場合は、「ありがとうございます」と返してから退室します。
退室時に使う言葉とタイミング
退室時は、場面に応じて次のように話すと自然です。
| 場面 | 言葉の例 |
|---|---|
| 面接終了を告げられたとき | 「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」 |
| 椅子から立ち上がるとき | 「ありがとうございました」 |
| ドアの前 | 「失礼いたします」 |
| 面接官から声をかけられたとき | 「ありがとうございます」 |
「ありがとうございました」は面接の機会に対するお礼、「失礼いたします」はこれから退出することを示すあいさつです。両方を使っても問題ありません。
退室するときの姿勢と動作
退室時は、面接中と同じく背筋を伸ばし、急がずに動きます。お辞儀をするときは、言葉を述べてから一礼すると、あいさつが相手に伝わりやすくなります。
- 椅子を大きな音で引かない
- 荷物を床に置いたままにしない
- 面接官に背を向けたまま、あいさつをしない
- ドアを勢いよく開閉しない
- スマートフォンを確認しながら退出しない
ドアが引き戸の場合も、面接官に向き直って「失礼いたします」と伝えてから閉めます。後ろ手で閉めるより、体を向けて静かに閉めるほうが丁寧です。
面接官に出口まで案内された場合
面接官や担当者が出口まで案内してくれた場合は、案内に従って歩きます。出口やエレベーター前で「本日はありがとうございました」と伝え、軽く一礼します。
エレベーターに乗る場合は、扉が閉まるまで相手のほうを向いて会釈します。ただし、相手から「先にお乗りください」と促された場合は、「失礼いたします」と返して乗りましょう。
退室時に慌てた場合の対処法
荷物を落とした、ドアの開け方を間違えたなど、退室時に多少のミスがあっても、落ち着いて対応すれば大きな問題にはなりません。「失礼いたしました」と伝え、慌てずに動作を続けます。
お礼を言い忘れた場合は、ドアの前で「本日はありがとうございました。失礼いたします」と伝えれば構いません。退室後に面接室へ戻る必要はありません。
オンライン面接では退室の操作も確認する
オンライン面接では、対面のようにドアから退室する代わりに、終了のあいさつをしてから退出操作を行います。「本日はありがとうございました。失礼いたします」と伝え、面接官があいさつを終えたことを確認してから退出ボタンを押します。
自分から先に退出するよう案内されている場合は、あいさつの後に退出して問題ありません。終了直後に無言で接続を切ると、通信トラブルと誤解されることがあるため、最後のあいさつを忘れないようにしましょう。
転職面接の退室で最初に意識すること
転職面接の退室は、お礼を伝える、椅子の横で一礼する、ドアの前で「失礼いたします」とあいさつするという流れを覚えておけば対応できます。
面接終了後も、建物を出るまでは面接の一部と考え、静かで丁寧な動作を続けましょう。







