納期遅延を連絡するメールは、遅れる事実・理由・新しい納期・対応策を簡潔に伝えます。遅延が確定した時点で、相手から催促される前に連絡することが大切です。
納期遅延を伝えるメールの基本構成
メールは、次の順番で書くと要点が伝わりやすくなります。
- 件名に「納期遅延のお詫び」と対象案件を書く
- 納期に間に合わないことを最初に伝える
- 遅延の理由を簡潔に説明する
- 新しい納期または提出予定日を示す
- 現在の対応策や再発防止策を伝える
- お詫びと、相手への確認・相談で締める
理由を長く説明するよりも、相手が知りたい「いつ届くのか」「業務への影響はあるか」「何を対応するのか」を先に書きます。
納期遅延を連絡するメールの例文
納期前に遅延が分かった場合は、次のように連絡します。
件名:〇〇納品遅延のお詫びと納品予定日のご連絡
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。
〇月〇日に納品予定の「〇〇」につきまして、予定どおりの納品が難しい状況となりました。
このたびは、納期に遅れが生じることとなり、誠に申し訳ございません。
遅延の理由は、〇〇の確認および修正に想定以上の時間を要しているためです。
現在、作業体制を見直して対応しており、〇月〇日までには納品できる見込みです。
ご予定に影響をおかけすることとなり、重ねてお詫び申し上げます。
上記の日程での納品について、ご確認いただけますでしょうか。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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署名
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すでに納期を過ぎた場合の例文
納期を過ぎてから連絡する場合は、遅延している事実をぼかさず、まず謝罪します。言い訳から始めず、現時点の状況と新しい納品予定日を明確に伝えましょう。
件名:〇〇納品遅延のお詫びと今後の対応について
株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□です。
〇月〇日納品予定の「〇〇」につきまして、納期を過ぎても納品できておらず、誠に申し訳ございません。
現在の進捗は〇〇で、〇〇の作業を残しております。遅延の原因は、〇〇に時間を要したためです。
今後は〇月〇日までに最終確認を終え、〇月〇日に納品いたします。
このたびはご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
進捗に変更が生じた場合は、すぐにご連絡いたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
納期遅延の理由はどこまで書くべきか
理由は、相手が状況を判断できる程度に、事実を簡潔に書きます。社内の細かな事情や責任の押し付けに見える説明は避けてください。
| 状況 | 書き方の例 |
|---|---|
| 確認や修正に時間がかかった | 内容の確認および修正に想定以上の時間を要しております。 |
| 必要な資料の準備が遅れた | 必要資料の確認に時間を要し、作業開始が遅れております。 |
| 仕様の調整が必要になった | 仕様の調整が必要となり、作業工程を見直しております。 |
| 原因を確認中である | 現在、遅延の原因を確認するとともに、納品に向けて対応しております。 |
原因がまだ確定していない場合は、断定せず「確認中」と書きます。確認できていない理由を推測で伝えると、後から説明が変わる可能性があります。
新しい納期を伝えるときの注意点
新しい納期は、「できるだけ早く」「近日中」などの曖昧な表現ではなく、具体的な日付で示します。
- 納品できる日を「〇月〇日」と書く
- 納品時間が重要なら「〇時まで」と書く
- まだ確定できない場合は「〇月〇日を目標に確認中」と書く
- 相手の承認が必要なら、予定日とあわせて相談する
確実に守れる日程を提示することも重要です。無理に短い日程を示して再度遅延すると、さらに信頼を損なうおそれがあります。
納期遅延のメールで避けたい表現
次のような表現は、遅延の責任や対応が不明確になりやすいため注意が必要です。
- 「たぶん間に合いません」
- 「いろいろあって遅れています」
- 「担当者の作業が遅いためです」
- 「そちらの確認が遅かったためです」
- 「できるだけ早く対応します」
相手側の事情が原因の一部であっても、まずは現在の状況と今後の納期を整理して伝えます。責任の所在を確認する必要がある場合は、感情的な表現を避け、事実と経緯を分けて説明します。
メールを送る前に確認すること
送信前に、次の項目を確認すると、追加の行き違いを防げます。
- どの案件の納期が遅れるのか
- 当初の納期はいつだったのか
- 現在の進捗はどの段階か
- 新しい納品予定日は確実か
- 相手の業務や予定に影響があるか
- 納品までに追加で必要な確認や資料はあるか
- 社内で上司や責任者の確認を受けたか
大きな影響が予想される場合や、納期の再設定が必要な場合は、メールだけで済ませず、先に電話やオンライン会議で伝えたうえで、内容をメールに残す方法もあります。
納期遅延の連絡で最も大切なこと
納期遅延のメールでは、遅れる事実を早く伝え、理由・新しい納期・対応策を具体的に示すことが大切です。新しい納期が確定していない場合は、確定していないこと自体を正直に伝え、次に状況を報告する日時を示すと、相手が判断しやすくなります。







